ポルシェ911革レザーシート摺れ修理・補修
ポルシェ911(996)カレラ 横須賀市S様
革レザーシートのサイドサポート
(横のでっぱりの部分)の痛みが激しく、
貼り替えるしかないのか?
他の部分はそんなに痛んでないので、
どうしたものかとお考えのところ、
部分的に直せる補修リペアが可能な事を知り、今回ご依頼されたそうです。
施工場所: 神奈川県横須賀市のS様宅駐車場
所要時間: 6時間
革レザーシートの摺れ・ひび補修(ビフォーアフター)
まず、運転席のサイドサポート部の摺れ・ひび割れを消して行きます。
ひび割れの根が深く時間・手間を掛け下地処理をしました。
- ひひ割れをぎりぎりまでサンディグ(ペーパー掛け)
- 革レザー補修液を塗りこむ → ペーパー掛け
- 傷の埋まり具合確認しながら、この工程を4回(通常は2〜3回で綺麗になります)繰り返しました。
やみくもに補修液を厚塗りすのではなく、
ひび傷の方向ライン確認し、工夫しながらペーパー掛けして傷を消します。
最後に、現物に合わせ革レザー専用塗料で色を作成。艶加減も調整し塗装して完成です。
革専用塗料ですので、塗料密着後は折り曲げ・伸縮性に非常に優れています。
助手席も同様です。
ドア・クリップ摺れ・色落ち補修(ビフォーアフター)
ポルシェ911 (996・997)でご依頼の多いドア・アシストクリップの摺れ・色落ちの補修です。
シート同様下地処理後に塗装しますが、
シートとは微妙に色味が違いますので、新たに色・塗料を作りました。
お客様は、仕上がりご覧になり「元の傷も分からに位綺麗になった」と、
噛みしめる様におっしゃり、お喜び頂けました。手間掛けた甲斐がありました。